もう今から25年も前の話です。
高校3年の夏、部活を引退した私は焼肉屋のアルバイトに明け暮れておりました。バイト代はすべてバイクにつぎ込み、勉強などほとんどせずに遊びまくっていました。
その頃の親友で山崎というやつがいました。彼もまた一緒にアルバイトしたりバイクに乗ったりして、ほぼ毎日夜中まで遊んでいた仲間の一人です。私たちはそろそろ進路を決めないといけない焦燥感の中で、やっぱり誘惑に負けて遊んでしまい、いつまでもこんな時間が続けばいいのになあと語り合う日々でした。
夏休みも終わったある日、山崎が私に言いました。
「進路決めてん・・・」
私は本気で裏切られたと思いました。いつまでも一緒に遊ぶって言うたやん!なんで勝手に進路決めてんねん!
隠すつもりはなかったようですが、私の知らない間に進学を決め、願書を出し、試験まで通ったと言うのです。だいぶ憤慨してしまいましたが、しばらくして落ち着きを取り戻した私は山崎に話を聞きました。
実はそれほど行きたい学校でもない、でも早く進路を決めないと親が心配するからとのことです。しかしやりたくない勉強をやる必要はありません。私は山崎を説得しました。せっかくバイクが好きなんだから、バイクの勉強ができる学校にしよう!
私の説得にほだされた山崎は、すでに○原簿記の入学案内を手にしていたにも関わらずそこを蹴り、私と一緒にホンダ学園に申し込んだのでした。優柔不断な山崎を私が引っ張ったように見えますが、私には一人で進路を決める勇気と行動力がなかったのかもしれません。結局引っ張られたのは私のほうです。
とりあえず進路が決まって開放感と満足感に満ち溢れた私たちは、入学試験と面接が翌週に控えているにも関わらず、やはりバイクに乗って走り回っていました。
小学生のころからのジンクスかもしれません。私と一緒に2輪車に乗ると、必ず誰かがコケます。
カーブを曲がりきれなかった山崎は、スリップして転倒し、膝を激しく擦りむいてしまいました。膝に包帯をぐるぐる巻きにして面接に挑みましたが、試験官に「ちょっと緊張をほぐすために屈伸運動でもしましょうか」と言われ、彼は悶絶していました。なんとか無事2人ともホンダ学園入学が決まりましたが、あの時もし山崎だけ「屈伸運動がぎこちない」などの理由で落ちていたら、きっと彼は一生私を恨んでいたでしょう。
そんな山崎も今やホンダカーズ京都の店長です・・・・が、
中古車の購入は、決してコケないホンダオートテラス箕面小野原へ!

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